「デジタル時代の経営術!セキュリティ対策とデータ活用で会社を強くする」セミナー講師をさせていただきました

はくさん信用金庫様主催セミナーにおきまして「デジタル時代の経営術!セキュリティ対策とデータ活用で会社を強くする」という題目で講師を担当させていただきました。
今回は2025年5月に話題となったインターネット証券口座への不正アクセス・不正取引をきっかけに、はくさん信用金庫様より私が所属する石川県中小企業診断士会へ「情報セキュリティ」をテーマとしたセミナー講演の依頼がありました。
金融庁
インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引による被害が急増しています
私は石川県中小企業診断士会の会員の中では数少ない「登録情報セキュリティスペシャリスト(情報処理安全確保支援士)」という国家資格を保持しているため、会から講師をご指名いただきました。
私は普段、中小・小規模企業の経営・業務改善支援をさせていただいていますが、「情報セキュリティ」に関心がある企業は正直少ないです。
それは中小・小規模企業にとって、守りとなる「情報セキュリティ」よりも売上や利益の増加という攻めに関心が高い企業が多いからだと考えており、私自身、普段から「情報セキュリティ」を専門としているわけではありません。
そこで、攻めにつながる「データ活用」についても少し触れさせていただきたいとご要望し、「情報セキュリティ」に「データ活用」を加えた、前述の題目といたしました。
定員いっぱいの30名のお申し込みをいただくことができました。
セミナーの内容については、以下です。
1.データ活用
- posレジデータの活用事例
- 在庫管理アプリデータの活用事例
2.セキュリティ対策
以下の事例を基に、ポイントと対策を解説
- Emotetの事例
- ランサムウェアの事例
- インターネット証券口座への不正アクセス・不正取引の事例
アンケートの結果では、8割以上の参加者の方から
「講師に対する評価」については「非常に良かった」または「良かった」
「内容の理解度」については「十分理解できた」または「概ね理解できた」
の評価をいただきました。
また情報セキュリティについてのご質問もいただき、参加者の方のセキュリティに対する関心は私の予想以上でした。
セミナーでもお伝えしましたが、有料のウイルス対策ソフトを導入するといったことも大切ですが、それ以上に従業員の方々への定期的な教育や情報提供が有用です。
そのようなご依頼がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。